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リケジョが熱い!

女性が少なくて困ること・・・

松浦
さて、女性が少ないために、困ったことはありますか?
豊田
こわいなぁ・・・(男性なので)
信岡
女性教員はわたしだけ、の時期が長かったので、だれもわたしが女性と気づいていなかったんじゃないでしょうか。ね、学部長。
豊田
知っていましたよ!
信岡
女性が少なくて、とくに困ることは、ありません(笑)。

森川
男女参画のシンポジウムで、女子のトイレがないところがありました。トイレの整備をしてほしいという意見は出るのではないでしょうか。
鈴木
わたしは、理系を選択した時点で、女子が少ない、というある程度の覚悟を決めていましたが、工学部の中でも応用化学は、比較的女子の多いところでした。機械などは、とても女子が少ないので、その進路に進みにくいという意見を、座談会のときに聞いたことがありました。
そうですね、うちのところは機械系、電気系。1学年40人中、多い時で4人、いないときでゼロ。平均して1人か2人。最初の時に、少し孤立しやすいかもしれません。なので、新入生が入ってきた直後に、上の学年の女子学生を引き合わせて、女子会をしています。あとは自由にやりとりを。そんな環境をつくっています。

一二三
わたしは学生のときは女性ばかりで、就職したら男性ばかりのところ、それ以来ずっと男性の中にいるので、正直受け入れちゃってる部分があります。女性が理系に進むことを考えると、コースをまたいで女性同士でコミュニケーションがとれるような雰囲気があるといいですね。就職などの難しいことじゃなくて、たとえば、彼氏とのつきあいのこととか。そういう身近な部分を、語り合えるお友達が近くにいる環境は、ほしいかなと思います。
森川
ええ、それは思いました。わたしは幸い、研究室に信岡先生がいらしたので、女性としてのアドバイスをいただき、考えを共有したりできたので、よい環境でした。ほかのところでもそれができたらいいなと思います。女性の上司がいるというのはけっこう大きいかなと思います。
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