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ガンバル理系女子へ!応援メッセージ

五穀みどりさん

『ものづくりの醍醐味を実感』

  • 五穀 みどりさん(2007年3月応用化学科 卒業)
  • 日機装 株式会社
  • インダストリアル事業本部 東村山製作所 技術第二部 分析技術グループ

社会人5年目の五穀です。 現在、発電所向けの水質を自動監視する分析計器の改良・開発する仕事に携わっています。
業務上、自分の専攻分野だけでなく、電気や機械など多岐にわたります。
日々悪戦苦闘し、先輩達に教えて頂きながら業務を進める日々ですが、ものづくりの醍醐味を実感する毎日です。
就職活動は人それぞれだと思いますが、何はともあれ、思い切り活動するためにも就活資金をちょっとずつ貯めておくのをおススメします。

堤紀子さん

『工学女子のススメ』

  • 堤 紀子さん
  • 大分大学工学部 機械・エネルギーシステム工学科 助教

「なぜ機械工学に進もうと思ったのですか?」
とよく尋ねられます。私自身も、その都度、面白そうな方を選んできただけ、としか答えようがありません。

子供の頃に機械いじりが大好きだったという訳でもなく、ただ、高校で力学が少し得意だったので、大学受験では将来つぶしが利きそうな機械系学科を選びました。 「将来はどうなるか分からないから、女性でも技術を身につけた方が良い」という周囲の意見に、なるほどと感じていたのも機械工学を選んだ理由の一つです。大学入学までは機械工学に対してあいまいなイメージしか持っていませんでしたが、大学入学後、専門教科を勉強し始めて、自分の暮らしに非常に密接に係わっている分野だということを改めて実感しました。大学3 年の時にはJR 九州へインターンシップに行き、車両の分解、検査、組立の様々な保守管理の工程を体験し、保守管理の難しさと重要性を感じました。

私の今の研究分野でもある「金属疲労」は機械・構造物の長期的な安全性に関して必要不可欠な分野ですが、まだまだ多くの解決すべき問題が残っています。
研究では、金属の加工、実験、観察といろいろな手間もかかりますが、その分いろいろな発見もあり、とても興味深く、面白い分野です。ちょっとした発見をした時は本当に嬉しく、小さな宝物を見つけたような気持ちになれます。

工学というと女性が入りにくいイメージがあるのか、他学部に比べて女子学生が少ない傾向にありますが、こんなに面白い分野なのに入って来ないなんてもったいない!と感じています。技術を身につけたい人、ちょっとした発見をしてみたい人は是非、工学部に来て欲しいと思います。

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