平成29年9月23日(土)、平成29年度JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業として、
大分県内の女子生徒と保護者を対象に、大分高専にて体験実験会を開催しました。
今回は、女子生徒16名と保護者の方々、計24名が参加されました。
はじめに、本学の松浦副学長による男女共同参画入門の講義がありました。
そうだと思う方に挙手をして参加してもらう形式の講義でしたが、
みなさん楽しんで受講していただけたようでした。
その後は、機械工学科、電気電子工学科それぞれのグループに分かれ、
実験を体験しました。
機械工学科では、アルミニウムを加工して
アクセサリー製作に挑戦してもらいました。
電気電子工学科では、フレミングの法則を基本とした
電気と力の関係を体感してもらいました。
それぞれのプログラム終了後、女性技術者として働いている
オムロンフィールドエンジニアリング九州(株)フィールドサービス部
福岡テクノセンター勤務の箕井 梨乃さんによる講演会がありました。
実際に社会で活躍されている方の貴重なお話に、
参加者のみなさんも心を奪われていたようです。
その後は、大分高専の学生のみなさんに質問コーナーを設けてもらい、
高専の魅力を紹介してもらいました。
学生の生の声をより近い距離で聞くことができ、
理系の魅力に触れる良い機会となったようです。
参加した生徒のみなさんからは、
「進路の選択の幅が広がった。」、
「高専で実際にどんなことをするのかが分かった。」、
「科学や金属などに興味がわいた。」
などの声が、
また、参加した保護者のみなさんからは
「先生と直接お話しが出来て、視点が変わりました。」、
「女性ならではの気遣いやセンスで、男性とは異なった目線で仕事ができることを知った。」、
「本人が高専に興味を持っていて応援したいと思っていましたが、今回参加して色々と話しを聞き、さらに応援したいと思いました。」
などの声がきかれました。