平成29年7月20日(木)、平成29年度JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業として、
大分県立佐伯鶴城高等学校1年生の女子生徒と保護者を対象に、訪問講義型座談会を開催しました。
今回は、女子生徒103名と保護者の方々、計176名が参加されました。
イベントでは、まず、松浦男女共同参画室長の男女共同参画入門の講義があり、
時代が変わって進出が少なかった分野で女性が求められているという情報提供を行いました。
講義のあと、本学理工学部の女子大学院生が理系を選んだ理由や学校生活、
それから研究内容についての紹介がありました。
現役の学生による話はイメージがしやすく、
生徒のみなさんにとって大変興味深い内容だったようです。
本学理工学部教授の石川先生よりリケジョの就職状況に関する話もあり、
理系に進学した後どんな職業に就いていくのか、その具体的な内容に、
生徒も保護者の方々も熱心に耳を傾けていました。
質問コーナーでは、研究生活を送っている現役女子大学院生や教員に、
疑問や不安に思っていることを直接質問することができ、
理系に対する堅いイメージを払拭する良い機会となったのではないかと思います。
参加した生徒のみなさんからは、
「(理系学部には)女子がそんなに少ないんだと思った」、
「理系への興味がすごくわいた」、
「理系に進んだ人がどのような大学生活や就職をしているのかなどが分かった点が良かった」
などの声が、
また、参加した保護者の方々からは、
「女性だから…ではなく、女性ならでは…というのは大切なことだと思う」、
「自分が理系だった(理系科目が好きだった)ので、時代が変わっても理系の職業のおもしろさは変わらないことがわかった」
などの声がきかれました。