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JSTの取り組み

ダム建設現場訪問バスツアーを開催しました


母と娘のこころを揺さぶる現場体験 - 躍動するリケジョとの「一生わすれない」能動学習
実験体験会 / ダム建設現場訪問バスツアーを開催しました。

 

12月9日(土)、平成29年度JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業として、大分県内の女子生徒と保護者を対象に、理工学部の機械工学と電気工学、化学の「ものづくり実験」を体験してもらうための実験体験会と、ダム建設現場を訪問するバスツアーを同時開催しました。

 

昨年度に引き続き、今年度も行われたダム建設現場訪問バスツアーでは、
(社)日本建設業連合会「けんせつ小町委員会」並びに三井住友建設(株)の協力のもと、
現在建設中の小石原川ダム付替国道1号橋工事(福岡県朝倉市)の現場を、
女子高校生とその保護者、計11名の方々が訪問しました。

 

 

現場では、三井住友建設(株)の女性技術者の河村有紀さんから、日々の業務内容の説明や、理系に進学した経緯、卒業後建設会社に就職した動機などの話がありました。

 

本学の堤紀子先生(理工学部 機械・エネルギーシステム工学科)からは、橋にかかる力についての解説があり、その後の見学でどのようなところに注目するのか、みんなでポイントをおさえて、見学に臨みました。

 

 

女性技術者として活躍中の河村さん。笑顔がとっても素敵な女性です☆

 

 

現在施工中の構造物は、橋の脚の部分。
その工法についても、わかりやすく教えてくださいました。

 

 

説明を受けているのは…

 

 

こちらの大きな機械について。

 

下を見てみると…

 

 

こんな感じになっています!
橋梁の基礎だけでも、ものすごく大きな構造物であることがわかりますね!

 

 

ちなみに、外側はこんな感じ。
この外観、みなさんもどこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

 

今回見学した橋脚は、向こう岸とつながる橋の脚になります。
現地で完成をイメージすると、なんだか不思議な感じがしたり、
生活に必要なものを造り出すお仕事の凄さに感動したり、
いろんな感情が湧いてきますね。

 

参加者のみなさまにも、ものづくりのお仕事を
より身近に感じていただけたのではないかと思います。

 

 

見学後も、模型も使いながらわかりやすく原理を解説してくださいました。

 

今回のバスツアーでは、学校ではあまり詳しく教わることのない
掘削工事を原理から学べたり、建設途中段階の橋脚を間近に見学できたり、
実際に現場で働く女性に話を聞くことができたり、
どれも貴重で、大変充実したひとときとなりました。

 

参加者のみなさんからは、
女性技術者の方のお話がとてもためになった。また、実際に現場の様子を見せてくださったのでどんなことをしているのか目で見てわかり、参加して良かったと思った。」、
お弁当が美味しかった。また、難しそうなことも詳しくわかりやすく解説していただいたので、理解することができた。」、
学部の選択の参考になった。」、

 

女性が現場で働いているリアルな姿が見れた。」、
自分の就職するイメージがわかなかったけど、建築するのも面白そうだなと思った。
などの声がきかれました。

 

※(社)日本建設業連合会けんせつ小町委員会・・・建設業における女性の活躍推進に向けた方策を検討する委員会