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JSTの取り組み

九州産業大学付属九州高等学校にて訪問講義型座談会を開催しました


平成29年8月4日(金)、平成29年度JST女子中高生の理系進路選択支援プログラム採択事業として、佐賀大学男女共同参画推進室と連携して、九州産業大学付属九州高校1年生の女子生徒と保護者を対象に、訪問講義型座談会を開催しました。

今回は、女子生徒36名と保護者の方々、計50名が参加されました。

 

会のはじめに、副室長である大下先生から男女共同参画入門の講義があり、

これまで必要とされていた分野だけでなく、それ以外からもリケジョが求められている現状を伝えました。

 

 

その後は佐賀大学農学研究科と本学工学研究科の現役女子大学院生らが、

理系を選んだ理由や学校生活、それから研究内容についての紹介を行い、

本学理工学部教授の石川先生からは、具体的なリケジョの就職の変遷について説明がありました。

 

実際に研究生活を送っている大学院生の話と、イメージの湧きにくいリケジョの就職の話に、

生徒のみなさんも保護者の方々も興味を引かれたようで、食い入るように話を聞かれていました。

 

 

最後に行われた座談会では、女子大学院生や教員に、

生徒からは勉強の仕方やどうして研究の道に進んだのか、

また保護者の方からは就職先についての質問が上がり、

とても充実したひとときになったようです。

 

参加した生徒のみなさんからは、

自分のやりたいことへのアプローチの仕方がたくさんあることがわかった」、

大学生の理系での大学生活を聞けて良かった。理系へ進もうかなという気持ちが大きくなった」、

座談会で高校の先生とはできない専門的な話を聞けたのが本当に良かった」、

(理系科目が)苦手だからと思ってあきらめなくていいということがわかった

などの声が、

 

また、参加した保護者の方々からは、

体験談を伺い納得安心した。自分が文系出身なので不安が大きかった」、

就職はもちろんのこと、いろんな面で幅が広がると思った

などの声がきかれました。